ウケる技術 水野 敬也
「コミュニケーションはサービスである」作者さんの伝えたいことは一番はこれなのだと感じました。
自分の伝えたいだけを言うのでなく、相手を喜ばせて初めてコミュニケーションが成立する。
笑いはどこで起きるのか?を有限のパターンに見事分解して様々なケーススタディとして紹介されてます。
一番面白かったのは年頃の娘を持つ父親のケースでの話でした。多かれ少なかれ娘を持つ父親ならコミュニケーションを問題で悩むはずです。
娘との会話を「キャッチボール」として考えるのではなくバリエーションを増やす練習として「素振り」と考える。
無視をされるのは誰でも嫌です。ですが、相手の反応に一喜一憂しないで、まずは自分のバリエーションを増やす練習と捉える。
徐々に自分のペースを創っていくと最初は冷たかった相手からの反応が徐々に取れてくる。その結果コミュニケーションが成立するようになる。
仏頂面の人の周りには誰も寄り付きませんし、陽気な人の周りにはどんどん人が集まってきます。
陽気な人って結局はコミュニケーションが上手が人なのだと思います。
笑いが起きるというのは相手を幸せにしてますし、笑いが起きるということを学ぶのは素晴らしいことだと思います。
この本を読んでどんな風に笑いをとっていけばいいのか?を学ばせていただきました。